台湾ルール ---------- 情報源:Steve Willoughbyさん(http://www.rag.com/~steve/mahjong/index.html) ・花牌8枚を入れた144枚の牌を使います。花牌は,春夏秋冬,梅蘭菊竹です。 ・ですから,洗牌のあとは,牌を18列2段に積むことになります。 ・サイコロは3つ使います。 ・点棒 日本でも25000だったり30000だったりと一定しないように,人によって違う ようです。一応,伝統の2000点持ちが多いらしいです。点棒の代り(?)に, 現金を使うこともあります。点棒を使うなら,次のとおり。 500点(赤い点5つ)×2 100点(赤い点1つ)×9 10点(黒い点10こ)×8 2点(黒い点2つ)×10 チップなら, 500点(橙)×2 100点(赤)×9 10点(緑)×8 2点(青)×10 役には「台」という点数が付いています。台湾だからでしょうか? 1台が何点かは,事前に決めておきます。 ・基本は四風戦です。時間に余裕がなくても,香港ルールと違い,荘家に点数上の 特典があるので,半荘戦のように荘家を一巡させる必要があります。 ・荘家があがるか流局すると連荘します。 ・席決めは,気の向くままに座るか,つかみどりか,つかみどりとサイコロを 併用します。これで決まった東は荘家です。 ・開門は,荘家がサイコロ3つを2度振って決めます。 ・誰が荘家かに関係なく,開門の1度目の出目にあたる人が東です。風牌や花牌の点を 数えるときは,このサイコロで決めた風を自風にします。 ・開門の場所は,荘家の2度目の出目で決めます(1度目の出目とは合計しない)。 ・手牌を16枚持ちます。したがって,配牌のときに,4枚ずつ4周牌を取ることに なります。配牌は荘家でなく東から取ります。ここだけ例外になっているのが 嫌なら,荘家から取っても構わないでしょう。チョンチョンはしません (荘家の最初の自模も山から引く)。 ・配牌に花牌があったら,開局前に,荘家(東でなく)から順に,槓と同じように さらして,嶺上牌を取らなければなりません。 ・最初の自模を引くのも,荘家です。 ・花牌を自模ったときは,槓と同じように,さらして嶺上牌を引きます。 それがまた花牌なら,花牌でない牌を引くまで,繰り返します。 ・王牌は16枚(8列)です。 ・あがり手は,順子・刻子(槓子)5つと雀頭からなります。例外は,八対半,十三幺, 七搶一,八仙過海です。最後の2つは,手の形を問いません(下記参照)。 ・暗槓は牌4枚を*伏せて*出します。4枚目の牌は3つの上に載せます。 明槓, 加槓のときは表向きですが,やはり3枚の上に1枚載せます。 ・チーでは,喰った牌をまん中に置いてさらします。 ・2人以上の同時ロンに関する規定がよくわからないのですが,同時ロンを認める 中国系ルールを見たことがないので,おそらく上家の頭ハネではないでしょうか。 日本でもダブロンはローカルルールですし。 ・振り聴はありません。喰い替えも現物を含めOKです。 ・多牌,少牌はあがり放棄です。 ・参照したページでは大明槓,加槓のどちらからも搶槓できると言っていますが, 加槓だけに限定すべきでしょう。 ・栄和は,放銃者の一人払いで,手の点をあがった人に払います。自模和は,3人 払いで,各自が手の点をあがった人に払います。香港ルールと原理は違いますが, 自模の点が栄和の3倍になってしまうのは同様です。これって,絶対に大問題だと 思うんですけど… ・点数計算:次の中から複合する役すべての点数を加算します。当然, 三〜五暗刻,小三元〜大三元のような同系統の役は複合しません。 役と点数(その1) 単聴(単騎,辺張,嵌張) 1台 明槓 各1台 無字(字牌なし) 1台 無花(花牌なし) 1台 門清(門前栄和) 1台 門清自模とは複合しない。 自模(自模和) 1台 門清自模とは複合しない。 三元牌(刻子,槓子) 各1台 門風台(自風の刻子,槓子) 1台 圏風台(場風の刻子,槓子) 1台 花牌(自風に対応する花牌) 各1台 対応関係は,東→春と梅,南→夏と蘭,西→秋と菊,北→冬と竹です。 槓上開花(嶺上開花) 1台 槓,花牌の補充に引いた嶺上牌であがる 海底撈月(海底自模) 1台 搶槓 1台 暗槓 各2台 全求(裸単騎) 2台 自模和不可とは明記されていないが,字義から言って,栄和のみのはず。 春夏秋冬(四季の花牌4枚) 2台 梅蘭菊竹(草木の花牌4枚) 2台 平和 2台 門前不問。字牌雀頭,自模不可。両面待ちのみ。 門清自模(門前自模和) 3台 門清,自模とは複合しない [石並][石並]和(対々和) 7台 中国名は,「ポンポンフー(ホー)」と読みます 三暗刻 2台 四暗刻 7台 五暗刻 14台 混一色 7台 参考にしたページでは,字牌は雀頭だけ,他は清一と言っているが, 別に字牌の刻子を入れても構わないと思う。 小三元 7台 小四喜 7台 大三元 14台 大四喜 14台 清一色 14台 七搶一(チーチャンイー) 14台 花牌を7枚を自分で引いていて,最後の花牌が他人に引かれたら,手の 如何にかかわらずあがりとなる。最後の花牌を引いた人が放銃者。 最後の花牌も自分で引いたら, 八仙過海(はっせんかかい/パーシェンクオハイ)14台 となる(これは,自模扱い)。 天和 14台 最初の一巡に,チー・ポン・カンなしにあがる。 地和 1台 二巡目に,チー・ポン・カンなしにあがる。この定義なら,点数暴落は 避けられませんね… 荘家 1台 荘家があがると,それだけで余分に1台もらえる。 連荘 各2台 荘家が連荘してあがると(連荘回数×2)台をもらえる。荘家1台と複合する。 八対半 14台 対子7つと刻子1つ。刻子はポンしてはならない(シャンポン待ちの栄は可)。 国士がない!とお嘆きの方は,次のようにしてください。残念ながら,役満の中の 役満,九連宝燈は,このルールでは無理です(そうじゃなくても難しいけど)。 十三幺(国士無双) 14台 国士+暗刻1つ(門前専用) ローカルルール ・満貫を8台にすることがある。このとき,14台の役は8台,7台の役は4台となる。 ・あがり自体を2台とすることがある。このとき,役の点数は,この2台に加える。 役と点数(その2 - 香港在住のJoel Stanfordさんによる) 同じ方が紹介している香港ルールは青天井という凄まじい人です。 ご覧のように,台湾ルールの点数も物凄いインフレです。役を増やしたい人は, 参考にしてください。点数は,その1に合わせて下げましょう。オリジナルは, 「レートの高低」のところに金額が書いてあったのですが,あまりに露骨なので, 「高低」に変えました。 レートの高低 低 高 無花 1 1 花牌を1枚もつかまされなかったとき。 無花無字 3 3 花牌も字牌も1枚もないとき。 花牌 1 1 1枚につき 自風の花牌 1 1 花牌と複合する 春夏秋冬 7 7 花牌,自風花牌と複合しない 梅蘭菊竹 7 7 同上 七搶一 30 25 上記参照 八仙過海 30 25 上記参照 門清 5 3 全求(栄和) 16 14 全求(自模) 8 7 辺,嵌,単騎 2 2 ノベ単などもOK シャンポン待ち 1 1 2,5,8の雀頭 1 1 自模 1 1 嶺上開花 1 1 常に自模と複合する 槓-花牌の嶺上 4 3 花牌-槓-嶺上の順でも可。自模と複合 ダブル嶺上 20 15 槓-槓-嶺上。自模と複合。 四風牌の刻子 1 1 オタ風でも(自風,場風と複合する) 自風の刻子 1 1 場風の刻子 1 1 三元牌の刻子 2 2 捨て牌7枚以下 20 15 一気通貫 8 6 1〜9が手の内のとき 5 4 1〜9のうちどれかが副露されているとき 一般高(一盃口) 2 2 中国名は「同じ高さ」の意 トリプル一盃口 5 4 =一色三同順 平和 5 3 字牌花牌があってはならない(待ちは?) 1点しかない手 15 12 断幺 3 3 混全帯幺九 5 4 欠門 3 3 数牌2種だけの手 四帰一 3 3 槓以外で同じ牌4枚がある手 小三元 25 20 中發白とは複合しない 大三元 40 30 同上 小四喜 40 30 風牌とは複合しない 大四喜 50 40 同上 小三風 20 15 風牌の刻子2つと雀頭1つ。風牌とは複合しない 大三風 30 24 風牌の刻子3つ。風牌とは複合しない。 十三幺 60 50 国士+暗刻1つ。門前専用。 対々和 30 20 混老頭 50 40 対々和とは複合しない 混一色 30 20 こちらは字牌をどこに使ってもよいようです。 清一色 50 40 二暗刻 3 3 三暗刻 8 7 四暗刻 15 12 五暗刻 60 50 八対半 35 25 対子7つと暗刻1つ 天和 40 30 地和 40 30 荘家の第1打牌での栄和 ダブルリーチの 16 12 要宣言。供託はなし。 ようなもの 初順に聴牌。手を替えてはならない。 (おわり)